JAKEHS長崎モイム:記録

【日時】2005717日(日)13301700

【場所】諫早韓国語教室(長崎県諫早市)

【参加者】6


【内容】

1.自己紹介および授業に関する情報の交換

KM
/慶尚南道・巨済市出身。2003年に来日。200411月から
長崎明誠高で教えている。学習者数は「ハングルT」が34人、「ハン
グルU」が6人。時間数はそれぞ れ週2時間(連続)。使用教科書は
「よくわかる韓国語」(白帝社)。生徒には、優しく親切に接するように
している。「ハングルU」の生徒から「韓国語で授業してください」と言
われ、それ以降、「ハングルU」では、なるべく韓国語で説明するよう
にしている。テレビのある物理室に移動して、映画を見せることもある。

KK
/ソウル市出身。1997年に来日。公民館などで韓国語を教え
始めて3年になる。佐賀商業高で教え始めたのは今年4月から。成人
は、だいたい半年で韓国語を読めるようになるが、高校生に、成人と
同じペースで教えるのは難しいと感じている。
教科書は「好きやねんハングル」(白帝社)。生徒数は「ハングルT
5人、「ハングルU」が9人。時間数はそれぞれ週3時間。来年は、
たくさんの生徒が選択してくれるようにアピールするつもり。一生懸命、
情熱的に教えている。

KO
/県立対馬高校の国際文化交流コースで2002年から教えてい
る。このコースは、韓国語を専門的に学ぶコース。1年生は「韓国語」
4時間、「文化」週1時間、2年生は「韓国語」週5時間、「歴史」週2
間、3 年生は「韓国語」週4時間、「韓国語会話」週3時間、「時事教養」
2時間、それぞれ学んでいる。生徒数は、各学年20人程度。使用教
科書は「基礎から学ぶ韓国語講座」(国書刊行会)と「カナタKOREAN
(カナダ外国語学院)。
今の3年生が1期生。韓国の4つの大学から推薦枠をもらっており、そ
こに進学しようとしている生徒もいれば、日本国内の大学に進もうとし
ている生徒もいる。
(卒業に必要な)「韓国語」の単位は現在20単位だが、来年からは25
位に増える。3年生の「時事教養」で使う教材の確保に苦心している。

IM
/もともと社会科を教えていた。4年前から開陽高校で韓国語
を教えている。韓国語の学習は、15年前、35歳の時に始めた。天理
大学で免許を取得した。授業ではとにかく、韓国語の音をたくさん聞
かせている。授業への参加者は、「ハングル初級」が1214人、「ハン
グル中級」が3人、「ハングル上級」が3人。「ハングル上級」 は別の先
生が担当している。時間数はそれぞれ90×2回。韓国語を知ると
同時に、日韓が抱えている問題を解決していくことも大事。韓国語と
付き合うということは、そういうことだと考えている。1人ではできなくて
も、JAKEHSの力でできることもある。

BA
1997年度から3年間、熊本県立菊池農業高で韓国語を教えた。
2001
4月に熊本近代文学館に転勤になり、今は高校の現場からは
離れている。高校生は、興味を持ちさえすれば、とても勉強するように
なる。菊池農業高の私の教え子でも、1年生の1年間だけ学校の授業
で学び、あとは独学して韓国の大学に入った子もいる。

IK
2001年から2004年まで長崎明誠高で教えた。今年4月から個
人事業でこの教室で教えている。4月以降の入学者数は30人。平均
年齢は38.5歳。職業別は、会社員17人、主婦7人、自営業3人、公務員
3
人、学生(高校生)1人。使用教科書は「韓国語初級」(白帝社)。


2.討論「長崎モイムの意義を考える」

《討論の概要》

IK
/鹿児島モイムの、これまでの経緯を聞きたい。

IM
/授業を何とか良くしようと思えば、悩みは付き物。その悩み
を解決したい それが鹿児島モイムの出発点だった。鹿児島モイ
ムを2003年度に3回、2004年度に1回、そして2005年度は今年5月に
1
回開いた。今年5月のモイムには、県内のJAKEHS会員6人全員が
集まった。2003年度は、モイムの中で模擬授業をした。今年2月には、
鹿児島モイムのメンバーが中心となって、第1回鹿児島県韓国語ス
ピーチ大会を開いた(出場者数:スキット部門26人、朗読部門9人、ス
ピーチ部門9人)。モイムによって、県内の韓国語教育関係者のつな
がりがしっかりしてきて、協力体制がとれるようになった。

IM
(続き)/地方での活動について、JAKEHSを通して全国に発
信すると、全国に元気を与えることになる。鳥取県や兵庫県でモイム
が開かれたという情報に接し、私たちもまた、元気をもらっている。そ
ういう意味で、地方での活動というのは、決して地方だけで終わるもの
ではないと言える。モイムの運営には確かに情熱が必要だ。「休もう
かな」と思うときもある。参加者が 一緒になって運営していくことが
大事。集まると何かが生まれる。

BA
1998年のJAKEHS発足に携わった。まず、全国で集まったの
だが、その頃に比べれば今は、韓国語の授業の開設校が増えてい
ることもあり、県単位で集まりやすい雰囲気ができていると感じる。
「全国での集まり」の次のステップが「地方での集まり」だと思う。集ま
れば何らかの知恵も出てくる。以前、九州全体での研修会も開いたが、
長く続かなかった。長崎モイムを定着させ、今後、福岡あたりの人にも
呼びかけるようにすると面白いかもしれない。

IK
/今回のモイムについては、長崎・佐賀両県の韓国語の授業の
開設校(高校・大学)の中で、JAKEHS会員が不在の15校に案内を郵
送し、うち3校から回答を得た。その中には、今回は参加できなかった
が、非常に意識が高い人もいる。そういう人たちとも一緒になって、長
崎でのモイムを定着させていければと思う。

KO
/ソウル研修や東京・京都研修に参加した人が、モイムの中で
研修の概要を報告するのもたいへん意義深いと思う。

《決定事項》
 
(1)長崎モイムをこれからも開くことにする。
(2)次回のモイムでは、研修への参加者が報告を行う。


【モイム欠席者からのメッセージ】

RK
(長崎大学 専任講師)
15
()から韓国に行くことになり、うかがうことができなくなりました。
本当に残念ですが、次の機会にはぜひと思っておりますので、皆様に
もよろしくお伝えください。

KJ
(長崎県立清峰高 非常勤講師)
授業中、どうすれば学生たちの学習意欲を高めることができるかが
課題だと感じている。

KK
(長崎国際大学留学生課職員、長崎短期大学 非常勤講師)
日曜日の会合の際は皆さんに是非よろしくお伝え下さい。その次の集
まりはいつごろを予定されているんですか?

YM
(佐賀県立唐津商業高 非常勤講師)
すみません。行けなくなりました。韓国麗水市での国際青少年の行事
に佐賀商業高の韓国舞踊同好会の生徒が招待されて行くことになって、
今、猛練習中です。申し訳ないです。本当に行きたかったです。